LOCATION
栃木県・日光サーキット
COURSE CONDITIONS
WET
スーパーマッスルクラス・レース展開
3月にスタートしたドリフトマッスルの2017シーズンも、この10月28日(土)、29日(日)に開催されたラウンド5で最終戦となる。
舞台は栃木県にある日光サーキットだ。台風大接近のなか28日はかろうじてドライで走行できる時間帯があったものの、29日は完全なるウェットコンディション。この非常に過酷な状況に緊張感を隠しきれないのは、やはり#74の前田翼選手だろう。
ボディにデカデカとゼスティノロゴを施したオディエイティーを引っさげてここまでブッチギリの1位を突っ走っている。2位とのその差は13ポイント。しかし肝心の2位の箕輪選手が欠場のため、タイトル争いをするのは3位の大金選手と真っ向対決となる。その差は23ポイントあるが、悪天候もあるので何が起こるかわからない。
緊張の1本目は前田選手が99.30ポイントを獲得。対する大金選手は100.00。ポイントで負けてはいるものの、ドリフトマッスルのポイントルール上、前田選手は16位以内に入り追走決勝に進んだあと、1回戦を勝ってベスト8になった時点で大金選手の逆転は不可能になり、シリーズタイトルが手に入る。そして2本目はまたも大金選手が100.20の高得点を取るが、前田選手は99.40でフィニッシュしトータル9位で追走決勝に進出。あとは1回戦を勝てば決まる。
追走決勝1回戦の相手は、同じくゼスティノタイヤユーザーの#813の最上弦毅選手だったが、キッチリと突き放して見事ベスト8に
進出。それと同時に自身初のシリーズチャンピオンを手に入れた。
そのほかにゼスティノタイヤユーザーは全8台のエントリーで、そのうち5台が追走決勝まで進む。#109の川井選手がベスト4を獲得している。
RESULT
【単走予選】
【追走決勝】